ライズへの一年– tag –
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ライズへの一年|第5回 窓のむこうで、おじさんになる
序 小田急江ノ島線の善行駅を降りて、坂を上っていく。 住宅街を七分ほど歩くと、緑に囲まれた広い敷地が現れる。 その一角に、白い洋館が建っている。 グリーンハウス。 アントニン・レーモンドが設計した、旧藤澤カントリー倶楽部のクラブハウスである。... -
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ライズへの一年|第4回 みんなの足が、そろうまで
序 「右、左、前」 声に合わせて、動く。 「はい。左手は腰」 止まる。 「あれ?」 誰かが隣を見る。 「やばい。分かんなくなった」 笑いが起きる。 もう一度。 「流れ星みたいな感じ」 右手が、上から下へ動いた。 同じ振りを教わっている。 けれど、まだ... -
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ライズへの一年|第3回 嫌いな自分も、連れていく
序 2026年6月。 いつもの稽古場に、Aquarise(アクアライズ)のメンバーたちが集まった。 この日行われたのは、今期の活動を正式に始めるためのキックオフミーティング。 AquaからAquariseへと続く団体の歴史を知る。 来年三月の公演までの予定を確認する... -
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ライズへの一年|第2回 舞台の外で、声がひらく
序 稽古場の中で生まれた声は、いつか、誰かの前に届いていく。 歌を覚える。振りを合わせる。表情をつくる。立ち位置を確認する。 そうした時間は、たいてい白い壁と鏡の前にある。けれど、表現は、稽古場の中だけで完結しない。 誰かが見ている。音が外... -
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ライズへの一年|第1回 水のかたちが、決まる前に
序 水がどんなイロにもカタチにもなれるように、だれもが自分のなりたい姿になれる。 そう掲げた、ひとつの団体が、湘南にある。 名前は、アクアライズ。 高校生たちが、ミュージカルを作り、舞台に立つ団体である。 学生たちが、主体となって、動かしてい...
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